手と手
この街の朝焼けを見るのは何度目だろう？
電車から見る景色がずっと好きだった
手と手を繋いでる親子が目に映る
昔の自分を重ね合わせて
季節は当たり前にまた繰り返していくのに
少しずつ変わっている あの頃はもうやってこない
あなたの大きな手と私の小さな手を重ねた
記憶のカケラがまだちゃんと残ってる 暖かいままで
今日は久しぶりにあなたに逢いに行く
私の右手と左手を合わす
特に変化はないけど元気で暮らしてるよ
そっちはどうかな？楽しくやっているのかな？
あなたの低い声と私の高い声で
あの日に約束した事をまだちゃんと覚えてる？
クリスマスの夜だった
あなたがつく優しい嘘が私は大好きだった
今でも少し信じている そこにあなたを感じて
あなたの大きな手と私の小さな手を重ねた
記憶のカケラがまだちゃんと残ってる
あなたが私の心で笑ってる
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