幸せな時間
昨日雨が降ったから地面がキラキラしている
あなたに会える日は大体そうだ
今日の服は変じゃないかな？何度も鏡を見て
その度少し照れてワクワクを隠してる
今日はよく晴れている 雲ひとつない
青空を見上げてあなたを想った
待ち合わせの場所に着くとそこにはもうあなたの姿が見えている
まだ時間まで20分もある それなのに…
嬉しそうに時計を見て待つあなたを今すぐ抱きしめたいよ
でもあと少し意地悪しちゃおう さすがに怒るかな？
「お待たせ」と言ってあなたの前に立ってみると
なんだかいつもより少し恥ずかしいな
予約してくれた店に向かう道 ずっと車道側を歩いてくれたね
店に着いて美味しそうな料理を食べて色んな話をしている
沢山笑う 時間よ止まれ お願いだ
これがずっと求めていた幸せなんだ 夢ならば覚めないで
あなたの声をもっともっと聞いていたい いいでしょ？
いつ間にかこんな所で眠っていた 幸せな夢だったな
その分現実が重く冷たくのしかかる
そんな時に通知が鳴る ふと目をやるとあなたの名前が見える
「今夜時間があればご飯でも行こう」嬉しくて胸が躍る
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