花が咲いていた
花が咲いていた こんな所にも綺麗に
なぜだかそれだけで 救われた気がして
君がいなくなって どれだけ月日経っただろう
夜になるとたまに 君の星を探してる
つよがりが上手くなって 渇いた笑い方が癖になり
あの頃のボクはどんな顔で君と笑ってたかな?
どんなに遠く離れていたとしても 君を守る自信があったのに
現実はいとも容易くそこに冷たい線を引くから
忘れようとした事もあるさ その度君の声を思い出す
あぁ また会いたくなって 目を伏せた そこには花が咲いていた
君の名前は? そんな事を聞いてみる
風に揺れながら 答えてくれた気がしてさ
奇跡とか神様とかこんな時ばかり信じるんだ
絵本の中の世界よ ほら 目の前に広がれ
どんなに涙を流し願っても 叶わないものもあるって事
わかってる 悔しいよ でも君には笑ってて欲しいから
まだボクの中に宿る光で 誰かや何かを照らせるなら
君に待っていてと誓おうまたきっと会えるから あの日の笑顔で
あれから10年の月日が経って ここから見える景色も変わったな
でもまだ夜になると君の星は変わらず輝くから
すっかり歳をとったボクは 約束通り会えるのを待ってる
もうすぐさ もうすぐさ 再会の場所には花が咲いていた
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